NBAチーム施設の利用解禁へ

アメリカのプロバスケットボールリーグ・NBAが中断となってから早1ヶ月と2週間が過ぎた。

本来ならプレイオフが始まり、毎日強豪同士の対決の結果を見て一喜一憂すしているところなのだが残念ながら未だにリーグ再開の目処は立っていない。

 

 

NBAに限らず世界中のスポーツリーグは依然ストップしたままだが、本日NBAファンにとっては朗報ともいえるニュースが飛び込んできた。

 

 

NBA.com』によると、5月1日(日本時間2日)より、新型コロナウイルスによる自宅待機要請が解除された地域に限り、チームのトレーニング施設が解禁されるようだ。

解禁されるのはあくまで自主的かつ個人練習に限り、チーム単位での練習はまだ許可されない方針。

 

 

目下自粛期間中であり、緊急事態宣言も延長される雰囲気のある日本とは対照に、アメリカではいくつかの州で自宅待機要請が解除される動きが見られている。

 

 

 

もちろんシーズンが中断となってからもNBA選手たちはそれぞれのトレーニングに励んでいる様子が毎日SNSにアップされている。

特に衝撃的だったのはヒューストン・ロケッツ所属のラッセル・ウェストブルックのこの動画。

https://twitter.com/bleacherreport/status/1253170705715228672?s=21

 

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とんでもないマッチョがこちらに向かって突進してくる。

実際に目の当たりにすると命の危険を感じるだろう。

恐らく脚に負荷をかけるためソックスだけで砂浜を凄いスピードで縦横無尽に駆け回っている。かなりキツいトレーニングだと思う。

 

 

ウェストブルックはガードというポジションで、ボールを回す役割で、比較的サイズは求められない。

しかし彼は類稀なる身体能力と誰よりも強い闘志をウリに、リーグでも屈指のアスレチックなプレイヤーとして名を馳せている。

 

元から筋力量は凄いイメージだったが、この映像を見るからに中断期間を利用し、更にバルクアップしているように見える。

本当のプロフェッショナルはこういった場面でこそストイックに自分をいじめ抜くのだ。

 

 

 

 

 

リーグ再開に向けて少しの兆しが見えたことは嬉しい反面、まだ早いんじゃないかと心配する部分もある。

選手及びファンの安全が第一だが、観たい…。

 

世界中のファンが矛盾する気持ちに板挟みされている毎日である。