چرند و پرند
テレワーク出演になってから3週目のラジオ出演。
今週の課題は「外国語学習」ということで、22ヶ国の外国語をワンフレーズずつ勉強してきた。
面白かったのは日本語に似ている外国語。
昔トリビアの泉でも紹介されていたが、
ハンガリー語で「塩気が足りないこと、塩味が薄いこと」を
「シオタラン」と言うそうだ(綴りが調べたけどわからなくて悔しい)。
もう一つ。
ペルシャ語で無意味にしょうもないことばかり言うことを
چرند و پرند
というそうだ。
読み方はcharand-parandで音にすると「ちゃらんぽらん」、「ちゃらんぱらん」。
意味もほとんど日本語の「ちゃらんぽらん」と一緒である。
偶然だと言ってしまえばそれまでなのかもしれないが、
こうもぴったり意味が同じだと、もしかして証拠が残っていないだけで日本は昔にペルシャ人やハンガリー人と交流があったのか?
と期待に胸を膨らませたくなる。
そもそも日本語の「ちゃらんぽらん」もパッと聞き意味がわからないので語源を調べてみると、二つの言葉をくっつけた言葉ということがわかった。
「ちゃら」は、でまかせやいい加減な態度や発言のこと。
「ちゃらにする」で貸し借りをなくし、負い目などをなかったことにすることを指すというとイメージしやすいだろうか。
実は「チャラい」という言葉もここが語源だそうだ。
「ほら」は、「ホラを吹く」に由来する。
「ホラ」はもちろん「ホラ貝(法螺貝)」のことで、ホラ貝は獣除けや軍陣の合図として用いられていた。
見た目よりも大きな音が出ることから、「大げさな」や口ばかりの「嘘」という意味合いを持つようになった。
外国語を知って、日本語を改めて知る。
外を見て、中を知る。
家にいる時間が長くなる今だからこそ、いろんなことに目を向ければ新たな自分の発見があるかもしれない。