なぜ張り込みにはあんぱんと牛乳なのか
今日のおやつはあんパンとコーヒー牛乳だった。
食べながらふと思ったのが刑事ドラマのあるあるシーン。
そう、張り込みにおけるあんぱんと牛乳だ。
この二つである理由は何かあるのだろうか。
栄養面でいうと
あんこの原料である小豆にはカルシウム、鉄分、たんぱく質、ビタミンB1B2、食物繊維などが入っている。
パンから摂取できる炭水化物を効率良くエネルギーに変換出来るため、有事の際にダッシュとかしそうな刑事にとってはうってつけだろう。
また牛乳にはカルシウムはもちろん、たんぱく質や脂質、ミネラル、炭水化物などあらゆる栄養が含まれる、ご存知栄養満点の一品だ。
栄養面だけではなく、なんといってもこの二つの味の相性が完璧で、美味しいからというのが最も大きな理由だろう。
何度かこの二つを味わってきたが、まあ文句無しだ。
あんぱんの甘みを牛乳がマイルドにして、しつこさを抑えている。
相性抜群。鬼に金棒。修二と彰。大空翼と岬太郎。鈴木宗男とムルアカ。
会うべきして出会った二人なのだ。
栄養面と味の面、双方からあんぱん&牛乳は選ばれているのだ。
ただ実際のところ令和のこの世で張り込み=あんぱんと牛乳という超絶ステレオタイプを実践している刑事さんはほぼいないと思う。
逆に自分が刑事なら張り込みの際にコンビニに立ち寄ったとしてこの二つは何か恥ずかしくて買えない。
逆に刑事ドラマで定番になり過ぎたからこそ刑事さんがあんぱんと牛乳が買いにくくなってしまっていると思うと不憫でならない。
かつて引越しバイトの時にお世話になった、昔ヤンチャしてたであろう兄ちゃん達はそんなステレオタイプなんて一切気にせず
ちゃんとイメージ通りタバコを吸いながらパチスロの話をしながらトラックを走らせていた(禁煙って書いてたけど)。
刑事さんも彼らのようにたくましく、世間体など気にせず思う存分あんぱんと牛乳を味わって欲しい。