一部始終は一部じゃない

犯人の常軌を逸した行動の一部始終をカメラが捉えていた!

などでお馴染みの【一部始終】。

意味は成り行きの初めから終わりまで。

 

 

 

全然一部ちゃうやないかい。

 

むしろ全部やないかい。

 

 

一部始終の一部とは一部の書物・一冊の本を意味する。

一冊の本の始まりから終わりまでということだ。

なんというフェイク。

 

 

 

初めの例で言うなら「〜警察24時」みたいな番組で「一部始終」が使われた時、

カメラが捉えているのは犯行の全貌だ。

しかし我々視聴者が見るのはあくまでその一部。

 

と、両方の意味で捉えることが出来たため正直子供の頃は意味がよくわかっていなかった。

というか未だに勘違いしている人もいるんじゃないかと疑っている。

 

日本語は本当に難しい。

 

 

 

ものっそい余談だが一部というと思い出すのはB'zの「イチブトゼンブ」。

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NEWSの山下智久主演の月9『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』の主題歌。

この歌の歌詞にない合いの手みたいな部分が大好きだった。

稲葉さんの後にちっさめの稲葉さんが血眼で追っかけてくる(追い稲葉)。

 

1番サビ
カンペキを追い求め(血眼でぇ〜)

2番
何よりも確実にはっきり好きなところなんだ(何が何でも~)

 

この追い稲葉の部分だけ全力で歌うのが楽しすぎるので皆さん是非お試しあれ。

 

 

 

 

ちなみにバスケ用語に「ブザービート」なんて言葉はない。

終了のブザーと同時に入るシュートのことは「ブザービーター」と呼ばれる。

恐らくこのドラマのために作られた新しい造語。

実際「ブザービート」で検索してみても出てくるのはこのドラマのことばかりで逆にバスケにわかをふるいにかける言葉としても使える。

 

 

 

 

 

 

ということで話題が二転三転。

この記事のイチブトゼンブを見比べるとまとまりがなくてとっ散らかっている。

こんなカスみたいな記事の一部始終を読んでくれた方には感謝しかない。