背徳感は蜜の味
やってはいけないと言われるほどやりたくなる「カリギュラ効果」。
カリギュラは日常に溢れている。
酒飲んだ後に一人で食うカップラーメンほど美味い物はない。
絶対にミシュランの星付きのレストランより美味いと言い切れる。
普通に考えて飲んで食ってした後にラーメンなど食って良いわけがない。
とんでもない摂取カロリーになるだろうし、早く家に帰って明日に備えるべきである。
だからこそ美味い。
昨日も飲み会終わりに終電で地元の駅に着いた後、コンビニに寄ってしまった。
十分食ったはずだったがラーメンを見ると腹が空く。
一際脂っこそうなものを選び、寒空の下ですするラーメンの美味いこと美味いこと。
昨日は更に罪を重ねる。
ポテトチップスさえも購入し、家に帰ってからコーラと共に貪ってしまった。
なんという重罪。
到底許される行為ではない。
きっとお母さんに見つかったら大目玉をくらうだろう。
だからこそ美味い。
若い今のうちはいいとしてもこんなことを続けているといずれ体に異常をきたすだろう。
わかっていてもやめられない。
背徳感は蜜の味。