関西人の「知らんけど」ほど信用できないものはない

関東人Aくん「ねえねえBくん。英語のLESSON4-2ってテスト範囲だったっけ?」

 

関西人Bくん「テスト範囲ちゃうと思うで。知らんけど。」

 

この時LESSON4-2がテスト範囲だったとしてもAくんはBくんを責めることは出来ない。

Bくんは「知らんけど」と一言付け足すことによって一切の責任から逃れることに成功している為である。

 

 

 

この場合適当に答えたBくんが悪いのではなく、知らんけどと言われているのにBくんの話を信用したAくんの方が悪いのだ。

 

Bくんは知らないなりに自分で考えたあくまで主観的な意見を述べているだけであり

(その判断に行き着くに値するソースがあるわけではなく、本当に何となく直感で答えているケースが多い)、

それを責めるのはお門違いというものだ。

 

 

「知らんけど」という言葉には直前に述べた言葉の意味の全てを無に還す力がある。

これさえ最後に付ければ、それまでにどんな無責任な発言をしていたとしても罪に問われることはない。

なぜなら知らないのだから。

非常に便利な言葉なのだ。

 

 

「行けたら行くわ」と「知らんけど」は信用してはならない単語ツートップと言っていいだろう。

 

 

 

関西出身でない方は「知らんけど」にだけ注意していれば関西で苦労することはないだろう。

知らんけど。