雨のオノマトペ
天気予報によると金曜からはまた雨が続くようで。
一言で雨といっても表現の違いによって受ける印象が大きく変わってくる。
日本語には細かい表現が存在する。
実は結構日本語文化には興味があって小学校の時は「タモリのジャポニカロゴス」というフジテレビの番組を好んで観ていた。
日本語には雨の擬音だけでも種類がかなり多い。
擬音、いわゆる「オノマトペ」である。
強さの順で並べるとだいたいこんな感じであろうか。
ぽつぽつ
↓
しとしと
↓
ぱらぱら
↓
ざーざー
この他に湿っぽさを持つ「じとじと」やどしゃ降りという言葉があるように「どしゃどしゃ」という擬音も使われることがある。
ここに載っていないものでも言えばなんとなく意味が通じるものは沢山あるだろう。
不思議なのは特に習ってわけでもないのにニュアンスがわかるということ。
こんな繊細な情感を何の気なしに使い分けているのだ。
これらのニュアンスの違いを外国人に説明しろと言われても出来る気がしない。
日本語の趣深さであるとか奥ゆかしさというのはこういう情緒溢れる表現から生まれているのかと。
一人雨に打たれながら思う帰り道でした。
いやー今日は雨がぴょりんぴょりんに降ってますなー。