ポイントカードとかいう最強のシステム
ポイントカードを考えた人は本当に天才だと思う。
今や当たり前になっているポイントカード。
コンビニでも百貨店でも飲食店でもお会計の時には「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれない日はない。
これってよく考えるとものすごいシステムだ。
なにがすごいかというと
『店側・顧客側共にメリットしかない』というところ。
お客さんは次回以降は単純に割引として使うことが出来るし、店側はまた来てもらえる可能性が上がる。
まさにWIN-WINの関係だ。
そもそもポイントサービスが初めて登場したのはアメリカ。
1850年ごろ、手違いで石けんを大量に仕入れてしまった小売店が、集めると絵画と交換できるクーポンを、包装紙に貼り付ける取り組みを始めたとのことだ。
さらに調べると日本におけるポイントサービスの始まりは、どのようなものだったのか。「1916年に北九州市にある久我呉服店が始めた」とする説はあるものの、はっきりしたことは分かっていないようだ。
一方で現在主流の1980年代に入るとコンピューターで管理できるポイントカードが誕生はハッキリしているようで。
ーーーーー1989年には大手家電量販店のヨドバシカメラが、値引き作業の負担を軽減するため、日本で初めてバーコードを用いたポイントカードを導入しています。ーーーーーー
(ポイントサービスっていつ頃始まったの?/JIPC)
まさかヨドバシカメラが先駆けだったとは驚き。
確かに電化製品など「他のお店でも同じものが購入出来る業種」、
言い換えれば「値段でしか他のお店との違いを生み出せない業種」に関してはポイントカードはうってつけである。
消費者からすれば「どこで買っても良いけどポイントカードあるからこっちで買お」となるからだ。
私も何かこういった天才的な発想で新たなモデルを生み出せないものだろうか…。