じゃんけん考えた人は天才

世界中の誰もが同じ条件で戦える夢の遊び、それがじゃんけん。

じゃんけんのルールを知らないなんて人はいないはずだ。

 

何か優劣を決さなければならない際に、短時間かつ道具が不要であるという点でじゃんけんに勝る遊戯は存在しない。

 

 

 

 

ただひねくれ倒している私は昔からじゃんけんのルールに一人物申していた。

 

石✊はハサミ✌️で切れないから勝ち

まあわかる。

 

ハサミ✌️で紙✋を切れるから勝ち

これもわかる。

 

紙✋は石✊を包めるから勝ち

なんやそれ。

その緩い判定なんや。

石側も包まれた程度で負けた気せんやろ。

なんなら包まれ具合によっては貫けるやろ。

絶対石の方が強いやん。

 

 

 

といくら文句を言ったところで、既に世界中に認知され数十億のプレイヤーがいるこのゲームのルールを今更変えることは出来ないだろう。

 

そう、じゃんけんの凄いところは

グー✊

チョキ✌️

パー✋

という三すくみの関係は時に意味を変え世界中で通じるというところ。

 

その多くは日本と同じく石✊ハサミ✌️紙✋という意味で用いられているが、

 

中には変わった三すくみもあって、ミャンマーの場合は

大将(軍人)

の三つらしい。

虎は軍人を喰い殺すが、銃に撃たれて死ぬ。

大将は銃を扱えるが、虎には喰われる。

銃は虎を殺せるが、大将には使われるのみ。

中々国柄が反映されているのかなと思う。

 

同じようにインドネシアでは

ゾウ

ヒト

アリ

の三すくみだったり、場合によって形を変えながらじゃんけんは世界に広まっている。

 

 

 

その起源は諸説あり、古くから伝承されてきた虫拳や数拳をもとに明治時代に日本で考案されたとする説や、

中国または朝鮮半島に起源をもち、九州から日本に伝わったとする説などがあるようだ。

 

SONY任天堂など日本が世界に誇るゲーム文化の先駆けとなったのはもしかしたらじゃんけんなのかもしれない。