〜さんは〜みたいな漫画多すぎ問題

もうこれはタイトル通り。

〜さんは〜みたいな漫画が多すぎるのだ。

挙げていけばキリがないが、部分的にでも私が読んだことのある「〜さん」漫画を一部紹介しよう。

 

 

 

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

週刊ヤングジャンプにて連載中)

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双方ともに才色兼備・品行方正な一見完璧人間である生徒会会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや。

互いに惹かれあっているはずの二人だが、変に拗らせすぎて「如何に相手に告白させるか」という心理戦を繰り広げる羽目に。

勉強できる馬鹿となった二人が織りなす頭脳戦ラブコメ

 

 

 

からかい上手の高木さん

ゲッサンminiにて連載中)

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西片くんは隣の席の高木さんが気になる。

西片くんが気になっていると気付いている高木さんは西片くんをからかう。

西片くんは今度こそ自分が高木さんをからかってやろうと奮起するが…。

 

これは厳密には「〜さんは〜」という命名ルールではないが、似たようなものだし何よりこのブームの先駆け的存在の漫画なので挙げた。

 

 

 

 

『阿波連さんははかれない』

少年ジャンプ+にて連載中)

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ちっちゃくて無表情で何を考えているかわからない阿波連(あわれん)さん。

隣の席のライドウくんは阿波連さんに距離を感じていたが、ひょんなことからある日物理的に大接近することに。

彼女は人との距離が「はかれない」実は不器用な子だったのだ。

ライドウくんと阿波連さん、二人の距離は物理的にも精神的にも徐々に縮まってきて…?

 

 

 

 

 

代表的なものでもこれ。

〜さん 漫画

と検索すればとんでもない量の作品が出てくる。

これは「〜さん」ブーム、いやここまで長期的な人気となると一つの文化といっても過言ではないかもしれない。

 

 

 

これだけ「〜さん」漫画が流行った背景としてTwitterの存在が大きいと個人的には考えている。

Twitterで漫画が貼られて拡散されるようになむて久しい。

それは名作漫画の一部切り抜きであったり、完全なオリジナルであったり様々だが、その全てに共通していえるのは「恋愛漫画」であること。

 

Twitterのメイン層である若年齢層にウケる

・現実でもありうる設定

・読む手軽さ、拡散する手軽さ

 

Twitterでバズる為には練り込まれたストーリーラインや伏線は必要ない。

一つのエピソードのインパクトがあればいい。

 

 

上記3つの漫画がストーリーラインがないと言いたいのではない。

そもそもこれらの漫画はTwitterではなく、誌面で連載している漫画だ。

私が言いたいのはTwitter漫画と同じような読後感や共感性があり、時代にマッチしたということ。

 

特徴として基本一話完結で可愛くもどこか変わったキャラクターが出てくる。

こういった特徴は一話の印象が強く、いわば拡散したくなるような威力を持っている。

それを見た者たちはキュンキュンなどといった古臭い表現は使わない。

もっと側から見ているような、主人公たちを教室の隅から応援するような、そんな思いを込めてこの愛らしさをTwitter民はこう表現する。

 

 

 

 

尊い

 

 

 

 

と。

 

 

 

 

なんか納得いってしまう。

尊い

〜さんは〜漫画は全て尊いのだ。

 

 

タイトルでは『〜さんは〜みたいな漫画多すぎ問題』と銘打ったが、私は全くこのことを問題視していない(名前ごっちゃになりそうという懸念はあるが)。

 

「〜さんは〜」漫画よ。

もっと日本を尊くしておくれ。

 

 

以上松坂さんはバズりたいのコーナーでした。