お題に沿ったトーク実習
今回の授業はお題にオンラインにてワードが出され、その場の即興でトークテーマについて話すというレッスン。
一巡目が「好きな〜」、二巡目がコロナ関連ワードといった流れであった。
私の一巡目のテーマは「好きなキャスター」。
キャスターという幅の広さに多少狼狽したものの、日テレの『Going!Sports&News』でキャスターを務めるくりぃむしちゅーの上田晋也さんを挙げた。
スポーツ選手とトークする時のちょうど良いコメントの毒加減や、話の広げ方のうまさを説明。
印象に残ったエピソードとして
番組中アクシデントで映像が突然止まってしまい、上田さんの顔面がアップで映し出されてしまった時、トークで場を繋いだという神対応を述べた。
先生の評価としてエピソードが出てきたのは良かったがまず自分の立ち位置を明確にすべきとのこと。
私は普段どれほどスポーツニュースを見ているのかといった前置きが必要だった。
また顔面がアップになってしまったという話をするのであれば、せっかくのオンラインという場を活かしその時の上田さんの真似をしてみても良かったのではないかという意見。
正直zoomで自分の顔が常に映し出されているのが苦手で、自分の弱点が出てしまったと反省した。
二巡目のテーマは「テレワーク」。
コロナ関連と聞いて「オンライン〜」とかのテーマならわざとフリーズしてみたりして翻弄しようかとも考えたがテレワークだと微妙なところ、
普通にラジオのスタジオにしばらく行けなくて電話出演だったことを述べた。
先生からは敬語にへりくだり過ぎなところがあったとのご指摘を受けた。
「出さしていただいてる」、「メインパーソナリティの方」などは普通に聞いている側からすると冗長的に聞こえてしまう。
会社で電話をとった時に「部長の松坂は」などと上司を呼び捨てにすべきなのと同じだろう。
また、今回のテーマは自分との関わりといいが逆に世間の声にも触れるべきとも言われた。
確かに「好きな〜」といったパーソナルな話題ではなく、世間一般を見たテーマだから「世間はこうだが私はこう」という見方があった方がよかった。
共通しているのは自分の立ち位置を明確にすること。
またお題に対して如何に自分の意見を持っているか、というのは普段のニュース力や思考力が問われる。
例えば今は不倫はダメだという意見が世間一般の声だとするなら、容認否認の方向性は問わず(容認するはずもないが)、自分にしかない考え方を持っているとコメントに命が灯る。
ただ「不倫はダメだ」と正論を述べるのだけでは当たり前過ぎる。
普段のニュースの見方から改革をしていかなくてはならない。