圧巻の発汗 もはや達観
私は新陳代謝がいい。
すなわちよく汗をかく。
急激に暑くなり始めた最近、少しでも外に出ようものなら大量の汗に溺れそうになる。
こんな季節に灰色のTシャツなど着ようものなら全て真っ黒に染まってしまう。
ちょっと駆け足で電車に乗り込もうものなら、真冬であろうと額から滝の如く汗が流れ落ち、満員電車で赤面することとなる。
高校の時自転車通学だったのだが、雨の日は学校指定のくそダサい真っ白な雨がっぱを着させられて投稿していた。これがまたデザインだけでなく機能性も最悪で、通気性皆無。
学校に着くころには雨でビチョビチョなのか汗でビチョビチョなのか全くわからないくらいだった。
汗かきゆえに季節の変わり目も非常に袖丈の選択が難しい。
常人より早く夏服に着替えたいが、まだ長袖を着ている人が多い中私だけ半袖だと相当浮く。しかし長袖を着て汗だくだとそれはそれで浮く。
汗だくでキモがられるか半袖でキモがられるかの二択になった時に、大抵自分も嫌な思いなる汗だくを拒み、意を決して半袖を着る。
最終的に半袖で汗だくのダブルパンチでキモがられるという最悪の結果となる
というのが毎年の恒例行事だ(今年はあまり外出出来なかったためあまりキモがられる機会がなかったが)。
ただこの体質も損することばかりではない。
極論半袖とゴツいコートさえあれば一年を乗り越えることが出来るのだ。
つまり春服や秋服を買わなくても済むということ。
非常にお財布に優しい体だ。
しかしこんなことを言っているから学生時代は私服がダサいキャラに定着してしまっていたのだ。必要なのは意識改革。
これからの季節、灰色の服は着ない、買わない。
肩紐の部分だけ汗の染みが着くからリュックサックは背負わない。
外ではなるべく素早く動かない。
以上のことに気をつけて生きて行こう。