インフルエンザにお気をつけください

生まれてこのかたインフルエンザにかかったことがない。

というか多分家族もかかったことがない。

少なくとも私が生まれてからの24年間松坂家はノーインフルだ。

 

 

 

思い返せば大学のボート部時代、毎日合宿生活だった。

滋賀の極寒の地で数十人で生活を送る中で、病が流行する時期は毎年やってきた。

インフルエンザ、ウイルス性胃腸炎などなど。

 

一番印象に残っているのは初漕ぎという新年1/2に行われる行事で、

OBの方が持参した生牡蠣をずさんな調理(電子レンジで適当にチン)をしただけで食べたことによって現役・OB共に数十人が新年早々食中毒に悩まされた。

初漕ぎに参加していた部員のほぼ全員が強烈な腹痛を訴え、トイレは封鎖。

もちろん練習など出来るはずもなく最悪の年明けとなった通称「オイスターナイトメア」事件。

 

まあ生牡蠣はちょっと特殊だがそういった病が合宿所内で蔓延し、パンデミックを起こすことは毎年の恒例行事となっていた。

 

 

 

そんな中でも流行りに乗ることはなく、一切の病気にかからず合宿生活を乗り切った松坂。

流行り病に対しては無敵と呼ばれた。

多分風邪とかの耐性は遺伝なのだろう。

 

と、思っていた。

 

 

 

先日父親がインフルエンザにかかった。

本人も20余年ぶりのインフルと驚いていた。

 

ワクチンは会社で打たされていたらしく、やはりワクチンを打ってもかかる時はかかることを証明したのだ。

 

合宿所でインフルにかかった者は当然即実家に強制送還されていた為、私からすると初めて家にインフルエンサーが滞在することになる。

 

声の仕事もしている以上、絶対に感染されたくない。

と同時に少しだけインフルエンザとかいうよくわからない菌如きに自分が負けるはずがない。

という謎の自信もあり、不思議な緊張感を持ったまま1週間の時は過ぎた。

 

父親は回復し、昨日から仕事に復帰している。

私はというと特に以前と変わらなく、いつも通り過ごしている。

 

 

残念だったなインフル菌、私の勝ちだ。

また来年出直してこい。