NBA現役最強TOP7 ⑦ヤニス・アデトクンボ

ギリシャの怪物』

ヤニス・アデトクンボ

ミルウォーキー・バックス

ポジション:フォワード

 

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【主な受賞歴】

MVP : 2019
NBAオールスターゲーム出場 : 2017-2020

MIP(最成長選手) : 2017

 

 

 

ギリシャ出身の彼。

若干25歳とまだ若く、まだまだ可能性を秘めた選手である。

なぜヤニスをこのシリーズの最後に紹介するかというと、それはいたってシンプルな理由である。

 

彼こそが現役最強の選手だと私は思うからだ。

今彼ほど支配力のある選手はNBAにいない。

 

 

 

リーグ入りした頃はまだ線が細かったが、筋力をつけてからはまさにヤニス無双。

圧倒的な力を見せつけている。

昨年度リーグ最強選手の証であるMVPを受賞し、更にその勢いは増した。

 

 

 

 

【プレイスタイル】

長すぎる手足に強靭な肉体。

NBAの中でも突出したフィジカルを誇っており、体格と身体能力のかけ算で考えると彼の右に出る者はいないと断言できる。

その天性の力でゴール下での得点能力及び守備力は類をみないほど高い、正にインサイドの覇者だ。

 

また左右へのステップでディフェンスをかわすユーロステップが得意であり、一歩一歩の歩幅が大き過ぎることも相まって信じられないほど遠い位置からダンクを叩き込む。

 

 

 

ハーフライン辺りからドリブル一回で敵陣のゴール下まで行けるのは意味がわからない。

https://youtu.be/WKpO24T3S1Y

 

 

 

 

また自分で点を取るだけでは無く、アシスト能力も備えている。

何よりも彼の存在感が圧倒的すぎてディフェンスは2.3人がかりで止めることになる。(正直それでも止めきれない)

 

ヤニスの周りにシュートの上手い選手を置き、ヤニスが中に入り、ディフェンスを集めたところでアウトサイドに待ち構えるシューターにパスを捌く。

そしてフリーの状態でスリーポイントを決めるというのが彼の率いるミルウォーキー・バックスの基本戦術である。

 

 

その為、彼はフォワードのポジションながらもボールコントロールを行うことも多く、攻守共にオールラウンドな活躍をする選手なのだ。

 

 

 

この戦術がハマり、2019シーズンはイースタンカンファレンス首位でレギュラーシーズンを終えた。

バックスを一気に強豪にのし上げたヤニスは昨年度MVPを受賞し、リーグ最強選手のポテンシャルを見せつけた。

 

https://youtu.be/7vwRU03sSlQ

 

 

 

 

【未来のNBAの顔】

マイケル・ジョーダン

コービー・ブライアント

そして、レブロン・ジェームズ

 

彼らはその圧倒的な実力と華やかなプレイでNBAの顔と言える位置に君臨し続けた。

2010年代は間違いなくレブロンの時代だったと以前にも表現した。

 

常にレブロンがファイナルにいるのが当たり前で、レブロンがいるチームが優勝候補だった。

しかし流石のレブロンにも衰えは見えてきており、最近はプレイスタイルを明確に変えてきている。(というかそんなに長い間スタープレイヤーであり続けているレブロンが異常)

 

 

では2020年代は誰の時代になるのか。

一番その位置に近いのはヤニスではないかと私は考える。

 

 

理不尽なまでのパワーと身体能力。

チームのリーダーを務める人間性

見ていてワクワクするような派手なプレイの数々。

どこをとっても彼はNBAの象徴、アイコンになり得る人物なのだ。

ヤニスに、ドンチッチに、NBAの未来は明るい。

 

 

今季では唯一の弱点であったスリーポイントも急成長を遂げ、31%オーバーとまだ伸び代はあるものの十分な武器になっている。

むしろスリーがスパスパ入るようになってしまったら本格的にヤニスを止める術がなくなる。

 

 

また2020シーズン2/10現在、彼が所属するミルウォーキー・バックスは東西合わせてブッチギリ1位の勝率であり、優勝候補筆頭として見られている。

 

 

今後彼がNBAの顔になれるのか。

彼に求められるのは後は優勝のみである。

 

 

 

 

 

 

 

さあこのNBA現役最強選手シリーズも今回で最終回となったが、途中で周りから色んな意見を貰った。

 

・全然興味ない

・おもんない

・無駄に長い

 

などなど主にバッシングであったが正直しょうがないと思いつつも、まあ自分の書きたいこと書くしなぁとブレるつもりは一切ない。

どんな形であれちょこちょこNBAの話題は書いていきたいと思っている。

 

 

あと日本でバスケ人気が一気に加熱するのは時間の問題やと思っているのでこの記事の価値もゆくゆく上がっていくと勝手に思い込んでます。

 

 

 

see you next time.