久々のスタジオ
2ヶ月と半月ぶりに大阪の教室に向かう。
ついに対面での授業が一部解禁となり、スタジオでマイクを用いてのレッスンが可能となったのだ。
今回もいつもと同じように
①オープニングトーク〜1曲目曲紹介
②トピックス〜2曲目曲紹介
③3曲目曲紹介〜エンディングトーク
という番組フォーマットに沿って各制度が順にスタジオに入りDJを務めていく。
①自宅待機から人に会える喜びについて述べ、徐々に希望が見えてきたというところから曲に繋いだ。
もう少し曲名に絡めて紹介したかったが上手くまとめられなかった感がある。
②トピックスの内容は部分日食。
21日の夕方ごろから日本各地で観測できる夏至の日の部分日食についての記事だ。
私が注意したところとしては、個人的な意見を取り入れることと注意を呼びかけること。
正直私は皆既日食・部分日食・金環日食など数年ごとにある日食シリーズの違いがよくわかっていないという点。
また日食の観測は絶対に肉眼で行ってはいけないという点。
これらのことを述べてオリジナリティを出す努力をした。
③三曲目の曲紹介では伝えたいことが多くて、少し急いでしまった。
曲の歌詞に「僕たちは歩く災害のようなもの」と訳せる部分が出てくる。
そこから番組でお世話になっている弁護士の先生の「コロナウイルスは災害」という言葉を連想した。
起こってしまったものは仕方がない。
そこからどう対応するかが重要。
その対応を誤れば時には自分の首を絞めることになる。
そういう意味で捉えてこの曲を聴きたい。
というメッセージを込めようと思うと焦って走り切ってしまった。
他の生徒がサマソニのオンライン開催など情報的なことに重きを置いていたことも私にこのことを決意させた原因だった。
しかし一応言いたいことは言えた。
【個人的な感想】
今まではフォーマットに沿ってどう形にしようかとか、まとまったものにしようという気持ちが先行していたのに対し、
良いか悪いかは一旦無視して「伝えたいこと」が確実にあった。
コロナを巡った人の流れや感情の揺さぶりを確かに感じ、自分の中で表現したいことが確立されていた。
ちょっと重い話になってしまうかもしれないがそれはこんな状況にならなかったら気付けなかったことかもしれないから、ある意味良い経験になったように思う。
【先生の評価】
伝えたいメッセージがあってそれを曲の歌詞に絡めて曲紹介に乗せるという非常に難しいことにチャレンジしている。
今はまだとにかく全力で駆け抜けている感があるが、それを音声表現し切れていない。
ゆっくり言うのか力強くいうのか、そういったコントロールを仕切れた時に一気にグレードアップする可能性を秘めている。
色んなことを表現できるところには来ているから聞き手の気持ちになってどう伝えるかというのかという正解の無い問いに立ち向かってくれ。
自分の可能性を提示していただけたのは純粋に嬉しかった。
自分としてのやりたいことと、伸びしろ、感じられただけで今回の収穫は大きい。
さて、次は大一番。
気合を入れて行こう。