NBA現役最強TOP7 ①レブロン・ジェームズ

NBA(National Basketball Association)

アメリカのプロバスケットボールリーグである。30チームが所属し、イースタンカンファレンスとウエスタンカンファレンスの二つに分けられている。

 

82試合のレギュラーシーズンの結果により各カンファレンス上位8チームがプレイオフという4勝先取のトーナメントに進む。

東の優勝者と西の優勝者が最後ファイナルで激突し、NBAチャンピオンが決まる。

 

とまあざっくりとこんな感じだ。

今年度のシーズンからは日本人初ドラフトの八村塁が鮮烈なNBAデビューを飾ったということもあり、日本でのNBAの注目度は大きく高まっている。

 

 

NBAのドラフトは毎年各チーム2人ずつ、たったの60名のみ。その狭き門を潜り抜けた超人達のリーグの中でも最強と呼ぶべき現役選手7人がいる。

 

今回から連載としてその7人を紹介していきたい。

なお私はNBAを本格的に見始めて5.6年とまだにわかの分際ではあるが、大目に見ていただけると幸いだ。

 

 

 

『キング』

レブロン・ジェームズ

ロサンゼルス・レイカーズ

ポジション:フォワード、ガード

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【主な受賞歴】

彼の凄さは実績を見るのが一番である。

これまでにNBAチャンピオン3回、シーズンMVP4回、ファイナルMVP3回、オールスターMVP3回の他、数々の最年少記録、歴代記録を更新している。

 

また2011年からは8年連続ファイナルに進出している。別のチームで、だ。

2011年〜2014年はマイアミヒート。

2015年〜2018年はクリーブランドキャバリアーズ

この8年間常に優勝争いにこの男の姿があったと言われると如何に彼が圧倒的な存在かわかるだろう。

 

彼は既にNBAの生けるレジェンド。マイケルジョーダンと肩を並べて比較される人物で2010年代からNBAの顔といえばレブロンで、現役最強と何年にも渡り言われ続けている。

 

 

 

【プレイスタイル】

彼は万能の神である。

史上最高のオールラウンダーと表される彼にはこれといった弱点が存在しない。

パワー、スピード、ボールハンドリング、パス、ディフェンス全てにおいてハイレベルで、あえて褒めるならば「バスケが上手い」のだ。

 

キャリア初期にはその類稀なる身体能力でハイライトシーンを連発していた。

 

若き日のキレッキレブロン

https://youtu.be/kASuBtMK7-o

 

 

 

今年からはチームメイトに強力な選手を得たこともあり、ポジションがボール回す司令塔であるガードを務めることも増え、周りを活かすスタイルを主流にしている。

彼のコート上の視野の広さ・パススキルは誰にも真似できない。

 

ノールックパスはもう笑うしかない。

https://youtu.be/meBBC8_2GeU

 

 

レブロンがドライブ(リングに向かってドリブルすること)してくるとそのパワーから1人では止めきれない。

他のディフェンスがヘルプに来ると空いた味方にパスし、イージーなショットを決められる。

単純な作戦ではあるがシンプルで最強な戦法なのだ。

この戦法を駆使し、彼が牽引するロサンゼルス・レイカーズは1/6現在ウエスタンカンファレンスの1位を維持している。

 

 

 

 

【強靭過ぎる肉体】

彼の最も驚くべき点はその身体である。

単純にアスリートとして理想的な筋肉であることは間違いないのだが彼はあまりにも衰えないのだ。

 

現在35歳とバスケットボールプレイヤーとしてはかなり高齢になっているにもかかわらず現役バリバリどころか最強とまで言われている。

しかもキャリア初期はあれだけアスレチックなスタイルで身体のぶつかり合いなども多かったのにだ。

 

超一流のアスリートの条件として怪我をしないことが挙げられると個人的には思うのだが、レブロンは昨年度2019シーズンまではその長いキャリアで大きな怪我をすることなく常に第一線で戦い続けていた。

 

パフォーマンスを維持しようと身体のケアになんと150万ドルもの大金を費やしているとのこと。

アスリートは身体が資本を証明している。

 

そんな偉業を称え、AP通信レブロン・ジェームズを2010年代の最優秀アスリートの男性部門1位に選出した。

NBAプレイヤーではなく、アスリートだ。

 

 

 

それほどまで彼はバスケだけではなく全スポーツからして異例の存在。

彼が引退まであとどれほど記録を残せるのか。

マイケルジョーダンを超え、NBA最高の選手になれるのか。

キングのこれからの活躍に期待しよう。