緊急事態宣言解除をアハ体験に
政府は今日、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言に関し、大阪、京都、兵庫の近畿3府県で解除した。
新規感染者数の増加に歯止めがかかり、ある程度の余裕が出来てきたということだ。
多くの人が生きていて初めて経験したであろう緊急事態宣言。
緊急事態というほどなのだから相当ビビったし警戒したはずだ。
当たり前過ぎるのだが、この警戒を緩めてはいけないと思う。
一時期大ブームを巻き起こしたアハ体験を思い出そう。
アハ体験とは「あっわかった!」と何かに気付く閃き体験のこと。
例えばニュートンが木から落ちるリンゴを見て万有引力の法則を発見した。これぞまさにアハ体験。
アハ体験による学習は「一発学習」と呼ばれ、
その一つの閃きによって見える世界が一新され今までと違う自分に生まれ変わる。
日本では脳科学者・茂木健一郎先生の影響で、アハ体験という言葉が一気に浸透した。
バラエティ番組などで用いられていたアハ体験のパターンとしては、ある画像が徐々に変化していきその部分を当てるクイズというのがあった。
どこか変化していくのか考えている間脳はフル回転し、閃いた瞬間に「あっ!」っと緊張がほぐれ快感を得る。
緊急事態宣言解除されてもアハ体験をするのと同じように徐々に徐々に変わっていけばいいと思う。
営業出来るお店が増えた
学校に行けるようになった
会社のテレワークが少なくなった。
でも意識的には不要不急の外出は控えるというところは変わらない。
夕方6時まで開いていたお店が今日から8時まで開いている。
今日明日で起こる変化自体は些細なものだ。
少しずつ少しずつ変わっていって以前の日常に戻していこう。
そして月日が流れ「あっそういやコロナってもう無くなったよな」とアハ体験しようじゃないか。
きっと気持ちええで。
と個人的には思っているので明日からも急にイキるのではなく、粛々とちょっとずつ調子に乗っていこうと思います。