三度目はどっち
二度あることは三度ある。
三度目の正直。
双方ともに有名なことわざで言ってることが真逆である。
一体私たちはどっちを信用すれば良いのか。
調べてみるとベイズ推定という数学的な考え方を用いて確率の計算が出来るようだ。
式とかグラフとかも出てきたが、完全文系の私は数式で説明なんて出来るはずもないので文で表してみる。
スポーツでAチームがBチームに勝ったなど
「結果がどうなるかわからないこと」が二回続けて起こった時。
仮にAチームがBチームに勝つ確率が0〜100%のいずれでもあり得る状況としよう。
3試合目もAチームがBチームに勝つ確率、
つまり二度あることは三度ある確率は75%らしい。
逆に三度目の正直でBチームが勝つ確率は25%。
前の二回勝ってる時点でもしかしてAチームの方が強いんじゃね?
次もAチームが勝つんじゃね?という話だ。
逆にコインの裏表など確率がほぼ50%と分かっていることの場合
偶然二回続けて裏が出たとしても3回目裏が出る確率はやはり50%であるはず。
サイコロの目を振って丁半を当てている時、
丁が続いたから次こそは半だ!
と思うのはナンセンスということだ。
ギャンブルはやはり冷静にならなくてはならない。
ということで
二度あることは三度ある
と
三度目の正直
どちらが正しいのかは状況によるが、元の確率が確かではないものに関しては
二度あることは三度あるの方が正しいという結論に至る。
と数学的なまとめをすることは簡単だが、実際問題Aチームに2連敗したBチームは負けじと頑張るだろうし、逆にAチームは気の緩みが出るかもしれない。
実際にあと一敗で敗退というところから逆転優勝するチームがあるようにこんなものを数学で捉えること自体がナンセンスだ。
精神や感情は測れなくて明確な答えがないもの私は惹かれる。
だから数学が嫌いで国語が好きなのだ。
なんか最終的に数学嫌いな話になってしまったがこんなこと言ってるから数学の成績が悪いのよ。
小学校からやり直せ。