ポテトサラダにみかん 猫に小判
ポテトサラダにみかんを入れる食べ方があるらひい。
ポテトサラダフリークと自称しながらこんなメジャーな組み合わせを全く知らなかった。
これは赤面。
どうやら聞くところによるとこの食べ方は酢豚にパイナップルくらい有名だそう。
早速試してみるべ。
買ってきたみかんの缶詰をポテトサラダに投入。一口食べる。
うん、そうよなそうなるよな。
どんな感じだったかというとポテトサラダにみかんの缶詰を入れたような感じだった。
直球ど真ん中ストレート。
そう、そのままでしかないのだ。
なに革新的な変化があるわけでは無く想像通りの味。
それ以上でもそれ以下でもない。
個人的には別に要らないと思ってしまった。
酢豚にパイナップルもかなり意見が分かれるところだが、経験則的には批判的意見の方が多い気がする(ポテトサラダのみかんに対する私のように肯定でも否定でもない人が多いから肯定の声が挙がりづらいのもあると思うが)。
そのルーツは中国がまだ『清』だった時代まで遡るそうだ。
欧米出身の外国人が多く住む上海にて料理人が高級感とはなんぞやという試行錯誤の後、当時は非常に貴重だったパイナップルを酢豚に入れることを思い付いたそう。
今考えるとラーメンにキャビアぶち込みましたみたいな短絡的な発想なように思えるが、これが現代まで受け継がれているということを考えるとそれなりに人気が出たのだろう。
日本人はおかず=甘くないものというイメージが強いから中々受け入れ難いのではないかも推測できる。
たしかにポテトサラダはサラダと銘打ってるものの、じゃがいもは思いっきり炭水化物だし、もはや惣菜みたいなものだ。
アレンジを加えようと思うとカリッカリのベーコンを入れたり明太子と和えてみたりと食べ応えを求めた完全におかずの発想。
そこに甘みを加えるのはなんだか肩透かしな気がする。
ただポテトサラダは無限の可能性を秘めたバリエーションの鬼料理であることは間違いない為、その未来を否定するような発言はよしておこう。
https://papiconoco.hatenablog.com/entry/2020/01/17/225506
生粋のポテトサラダ(並に演技に幅がある)俳優、高良健吾。